中国語の「結果補語」の使い方:動作の結果を表す基本パターンと例文
「勉強した」だけでなく「理解できた」「書き終えた」など、動作の結果まで表現するのが結果補語です。中国語の文法でよく使われる結果補語の基本構造と、代表的なパターンを例文とピンイン付きで解説します。

中国語の補語シリーズ、今回は結果補語を取り上げます。結果補語とは、動詞の後ろに補語をつけて「動作がどんな結果になったか」を表す表現です。日本語の「〜できた」「〜し終えた」「〜し間違えた」などに相当します。
基本形:動詞 + 結果補語
例:写(書く)+ 完(終わる)→ 写完(書き終える)
例:听(聞く)+ 懂(理解する)→ 听懂(聞いて理解する)
例:说(言う)+ 错(間違える)→ 说错(言い間違える)
結果補語は動詞と直接結びついて1つの動詞句を形成します。動詞と補語の間に何も入れられない点がポイントです。
| 結果補語 | 意味 | 組み合わせ例 |
|---|---|---|
| 完 (wán) | 〜し終える | 吃完(食べ終える)、写完(書き終える) |
| 好 (hǎo) | 〜し終える・〜できる | 做好(仕上げる)、准备好(準備できる) |
| 到 (dào) | 〜できる・〜に達する | 找到(見つける)、看到(見える・目撃する) |
| 懂 (dǒng) | 理解する | 听懂(聞いてわかる)、看懂(読んでわかる) |
| 错 (cuò) | 間違える | 说错(言い間違える)、写错(書き間違える) |
| 见 (jiàn) | 知覚できる | 看见(見える)、听见(聞こえる) |
結果補語の否定には「没(有)」を動詞の前に置きます。「不」は使いません。
否定:没(有)+ 動詞 + 結果補語
⚠️ 注意:結果補語の否定に「不」は使えません。「不吃完」のような形は間違いです。過去・完了の否定には必ず「没」を使いましょう。
① 吗(マ)をつける:你听懂了吗?(聞いてわかりましたか?)
② 肯定+否定形:你听懂没听懂?(聞いてわかったかどうか?)
結果補語と似た表現に「可能補語(得/不)」があります。
| 種類 | 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| 結果補語 | 動詞+補語 | 実際に起きた結果 | 我听懂了(聞いてわかった) |
| 可能補語 | 動詞+得/不+補語 | 可能性・能力 | 我听得懂(聞けばわかる) |
💡 まとめ:結果補語は「動作が実際にどうなったか」を表し、可能補語は「できる・できない」という潜在的能力を表します。この区別を押さえると、中国語表現の幅が大きく広がります。
次の日本語を中国語に訳してみましょう。
① レポートを書き終えました。→ ____(写+完)
② 先生の話が聞き取れませんでした。→ ____(没+听+懂)
③ 鍵を見つけました。→ ____(找+到)
答え:① 报告写完了。② 我没听懂老师说的话。③ 我找到钥匙了。
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