中国語で「〜回した」を表す:動量補語の基本と使い方
「3回行った」「この映画を2度観た」「もう一度言ってください」——これらすべて中国語では「動量補語」で表現します。次・遍・回などの量詞を使い分けるコツを、例文とピンイン付きでわかりやすく解説します。

中国語の「動量補語(动量补语)」とは、動詞の後に回数を表す語句を置いて、その動作が何回・何度行われたかを表す表現です。
日本語では「3回行く」のように動詞の前に回数を置きますが、中国語では動詞の後ろに置くため、最初は戸惑いやすいポイントです。
動量補語でよく使う量詞は主に3つ。それぞれニュアンスが異なります。
| 量詞 | 読み | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|---|
| 次(cì) | ツー | 一般的な回数(最も汎用的) | 去了三次(3回行った) |
| 遍(biàn) | ビエン | 最初から最後まで通して行う | 看了两遍(2回通して観た) |
| 回(huí) | フイ | 次とほぼ同義。口語でよく使用 | 说了一回(1回言った) |
💡 次 vs 遍の違い:「次」は回数を淡々と数えるのに対し、「遍」は「一回分を丸ごと・通して」のニュアンスがあります。映画・本・説明などを最初から最後まで経験する場合は「遍」が自然です。
パターン①(目的語なし):主語 + 動詞 + 数 + 量詞
例:我去了三次。(私は3回行った)
例:他打了两次。(彼は2回殴った / 2回(電話を)かけた)
目的語がある場合、目的語の種類(一般名詞 vs 人・場所)によって語順が変わります。
我看了两遍这本书。
(この本を2回読んだ)
Wǒ kàn le liǎng biàn zhè běn shū.
我去日本去了两次。
(日本に2回行った)
Wǒ qù Rìběn qù le liǎng cì.
⚠️ 場所・人の場合のルール:行き先(日本・学校など)や相手(彼・先生など)が目的語の場合、「動詞+目的語+動詞+回数」または「動詞+目的語+回数(口語)」の形になります。
| 種類 | 何を表す | 例 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 時量補語 | 時間の長さ | 等了两个小时 | 2時間待った |
| 動量補語 | 動作の回数 | 打了两次电话 | 2回電話した |
💡 見分け方:補語が「時間の単位(時間・年・分)」なら時量補語、「回数の単位(次・遍・回)」なら動量補語です。
次の日本語を中国語に訳してみましょう。
① この単語を5回書いた。→ ___(写 xiě / 这个生词 zhège shēngcí)
② 先生に2回会ったことがある。→ ___(见 jiàn / 老师)
③ もう一度最初から読んでください。→ ___(读 dú / 再 zài)
答え:① 我写了五次这个生词。② 我见过老师两次。③ 请再读一遍。
補語シリーズはまだまだ続きます!
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