CHINESE GRAMMAR / SERIAL VERBS
中国語の「連動文」の使い方:基本の語順ルールと日常会話の重要3パターン
中国語で動作を連続して表す「連動文(連動句)」の語順やルールに悩んでいませんか?時間の順番や目的を表す重要パターンを整理しました。

動詞を2つ以上並べる
接続詞などを使わずに、1つの主語に対して複数の動詞を並べるのが特徴です。
基本は時系列順
動作が行われる時間の順番通りに、左から動詞を並べていきます。
「助動詞」は最初の前に
「想」「能」などの助動詞や否定文の「没」「不」は、最初の動詞の前に置きます。
中国語の文法で、簡単かつ非常に実用的なのが 「連動文(連動句)」 です。連動文とは、1つの主語に対して2つ以上の動詞(または動詞句)を並べて表す文のことで、日本語の「〜しに行く」「〜を使って〜する」に相当します。
日本語のように「〜て」「〜しに」といった語尾の変化がなく、単に動作を並べるだけなのでルールはシンプルですが、「どちらの動詞を先に置くか」「アスペクト助詞『了』はどこに置くか」といった語順のポイントがあります。この記事では、基本ルールと日常会話でよく使われる重要3パターンを例文付きで徹底解説します。
- 連動文とは?基本の仕組み
- 日常会話で多用する重要3パターン
- 「了」(過去・完了)を置く位置のルール
- 否定語や助動詞を置く位置
- まとめ
連動文とは?基本の仕組み
連動文は、1つの文の中で複数の動詞が連続する文です。最大のルールは、「動作が発生する時間の順番に従って、左から順番に動詞を並べる」ということです。
例えば、「銀行に行って、お金を下ろす」という場合、まず「銀行に行く(動詞1)」動作をしてから「お金を下ろす(動詞2)」ため、中国語もそのままの順になります。
主語 + 動詞1(+ 目的語1) + 動詞2(+ 目的語2)
日常会話で多用する重要3パターン
連動文は、意味のつながりによって以下の3つのパターンに分けられます。
パターン1:目的を表す(〜しに行く / 来る)
「動詞1」に「去(行く)」や「来(来る)」を置き、「動詞2」にその目的を表す動作を置く形です。
- 我去中国学中文。 (Wǒ qù Zhōngguó xué Zhōngwén.)
「私は中国へ中国語を勉強しに行きます。」 - 他来日本工作。 (Tā lái Rìběn gōngzuò.)
「彼は日本へ仕事をしに来ます。」
パターン2:手段・道具を表す(〜を使って〜する)
「動詞1」に手段や道具、交通手段を表す動詞(用:使う、坐:乗る、用いてなど)を置き、「動詞2」に目的の動作を置きます。
- 我们用汉语聊天。 (Wǒmen yòng Hànyǔ liáotiān.)
「私たちは中国語を使っておしゃべりします。」 - 我坐飞机去北京。 (Wǒ zì fēijī qù Běijīng.)
「私は飛行機に乗って北京に行きます。」
パターン3:連続する動作(〜してから〜する)
2つの動作が時間的に連続して発生することを表します。
- 我下班回家吃晚饭。 (Wǒ xiàbān huíjiā chī wǎnfàn.)
「私は退勤して、家に帰って晩ご飯を食べます。」 - 他开门走进来。 (Tā kāi mén zǒu jìnlái.)
「彼はドアを開けて入ってきました。」
「了」(過去・完了)を置く位置のルール
過去のことや完了したことを表す助詞「了」は、基本的に「文の最後(動詞2の後ろ)」に置きます。
- 正:我坐飞机去北京了。 (Wǒ zuò fēijī qù Běijīng le.)
「私は飛行機で北京に行きました。」 - 误:我坐了飞机去北京。 (手段の動詞1の後ろには基本的に「了」は置きません)
否定文や助動詞を置く位置のルール
否定語(没・不)や助動詞(想・能など)は、必ず最初の動詞(動詞1)の前に置きます。動詞2の前に置いてはいけません。
- 正:我不坐飞机去北京。 (Wǒ bù zuò fēijī qù Běijīng.) = 私は飛行機で北京には行かない。
- 正:**我想去中国旅游。 (Wǒ xiǎng qù Zhōngguó lǚyóu.)** = 私は中国へ旅行に行きたい。
まとめ
連動文は、「時間の流れに沿って動詞を並べる」というシンプルな中国語脳を作るのに最適な文法です。「去(行く)」「来(来る)」「用(使う)」などの日常動詞から並べる練習をして、表現を滑らかにしていきましょう!

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