中国語の「連動文」の使い方:基本の語順ルールと日常会話の重要3パターン

中国語講座2026年7月14日

CHINESE GRAMMAR / SERIAL VERBS

中国語の「連動文」の使い方:基本の語順ルールと日常会話の重要3パターン

中国語で動作を連続して表す「連動文(連動句)」の語順やルールに悩んでいませんか?時間の順番や目的を表す重要パターンを整理しました。

連動文の語順を学習する様子
「連動文」は、「〜しに行く」「〜を使って〜する」といった、日常的に多用する動作の組み合わせを表現するのに欠かせない文法です。

1

動詞を2つ以上並べる

接続詞などを使わずに、1つの主語に対して複数の動詞を並べるのが特徴です。

2

基本は時系列順

動作が行われる時間の順番通りに、左から動詞を並べていきます。

3

「助動詞」は最初の前に

「想」「能」などの助動詞や否定文の「没」「不」は、最初の動詞の前に置きます。

中国語の文法で、簡単かつ非常に実用的なのが 「連動文(連動句)」 です。連動文とは、1つの主語に対して2つ以上の動詞(または動詞句)を並べて表す文のことで、日本語の「〜しに行く」「〜を使って〜する」に相当します。

日本語のように「〜て」「〜しに」といった語尾の変化がなく、単に動作を並べるだけなのでルールはシンプルですが、「どちらの動詞を先に置くか」「アスペクト助詞『了』はどこに置くか」といった語順のポイントがあります。この記事では、基本ルールと日常会話でよく使われる重要3パターンを例文付きで徹底解説します。

目次
  1. 連動文とは?基本の仕組み
  2. 日常会話で多用する重要3パターン
  3. 「了」(過去・完了)を置く位置のルール
  4. 否定語や助動詞を置く位置
  5. まとめ
目次

連動文とは?基本の仕組み

連動文は、1つの文の中で複数の動詞が連続する文です。最大のルールは、「動作が発生する時間の順番に従って、左から順番に動詞を並べる」ということです。

例えば、「銀行に行って、お金を下ろす」という場合、まず「銀行に行く(動詞1)」動作をしてから「お金を下ろす(動詞2)」ため、中国語もそのままの順になります。

主語 + 動詞1(+ 目的語1) + 動詞2(+ 目的語2)

日常会話で多用する重要3パターン

連動文は、意味のつながりによって以下の3つのパターンに分けられます。

パターン1:目的を表す(〜しに行く / 来る)

「動詞1」に「去(行く)」や「来(来る)」を置き、「動詞2」にその目的を表す動作を置く形です。

  • 我去中国学中文。 (Wǒ qù Zhōngguó xué Zhōngwén.)
    「私は中国へ中国語を勉強しに行きます。」
  • 他来日本工作。 (Tā lái Rìběn gōngzuò.)
    「彼は日本へ仕事をしに来ます。」

パターン2:手段・道具を表す(〜を使って〜する)

「動詞1」に手段や道具、交通手段を表す動詞(用:使う、坐:乗る、用いてなど)を置き、「動詞2」に目的の動作を置きます。

  • 我们用汉语聊天。 (Wǒmen yòng Hànyǔ liáotiān.)
    「私たちは中国語を使っておしゃべりします。」
  • 我坐飞机去北京。 (Wǒ zì fēijī qù Běijīng.)
    「私は飛行機に乗って北京に行きます。」

パターン3:連続する動作(〜してから〜する)

2つの動作が時間的に連続して発生することを表します。

  • 我下班回家吃晚饭。 (Wǒ xiàbān huíjiā chī wǎnfàn.)
    「私は退勤して、家に帰って晩ご飯を食べます。」
  • 他开门走进来。 (Tā kāi mén zǒu jìnlái.)
    「彼はドアを開けて入ってきました。」

「了」(過去・完了)を置く位置のルール

過去のことや完了したことを表す助詞「了」は、基本的に「文の最後(動詞2の後ろ)」に置きます。

  • 正:我坐飞机去北京了。 (Wǒ zuò fēijī qù Běijīng le.)
    「私は飛行機で北京に行きました。」
  • 误:我坐了飞机去北京。 (手段の動詞1の後ろには基本的に「了」は置きません)

否定文や助動詞を置く位置のルール

否定語(没・不)や助動詞(想・能など)は、必ず最初の動詞(動詞1)の前に置きます。動詞2の前に置いてはいけません。

  • 正:我不坐飞机去北京。 (Wǒ bù zuò fēijī qù Běijīng.) = 私は飛行機で北京には行かない。
  • 正:**我想去中国旅游。 (Wǒ xiǎng qù Zhōngguó lǚyóu.)** = 私は中国へ旅行に行きたい。

まとめ

連動文は、「時間の流れに沿って動詞を並べる」というシンプルな中国語脳を作るのに最適な文法です。「去(行く)」「来(来る)」「用(使う)」などの日常動詞から並べる練習をして、表現を滑らかにしていきましょう!

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この記事を書いた人

出身:上海
出身大学:華東政法大学 日本語専攻
資格:UNESCO主催の「オンライン教育に関する教員証」
仕事:中国語教師、医療通訳、ナレーター、HP制作、動画編集
趣味:旅行、料理、コーディネーター
スキル・特技:人との関係を築くのが得意です。
一言:いち早くお力になれるよう、一生懸命頑張ります。

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